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miki-miyano's Cookpad Blog

普通の飲食店でのアレルギー対応の場合

2015/11/05 02:29 イベント

 娘と一緒に食事をすることにしたので、お店をリザーブすることにしました。というのも、娘はグルテンアレルギーがあり、いわゆる軽度の小麦アレがあるからです。 和食ならまあ大丈夫かーと思っていたのですが、実際に(近所なので直接店に行って)予約することにしましたが、これが結構曲者でした。

 まず。飲食店のアレルギー対応というのは、基本的に厳格除去、になります。これは厚生労働省やアレルギー関係の組織とかがそのように推奨しているからですが、これによって、ほぼ全部が小麦アレルギーに抵触してしまうことになりました。つまり、和食の場合、醤油が使われている=小麦が材料として使われているから来るものなわけです。

 しかも、メニュー名は一覧になっていても、材料名はほぼ非公開。確かにレシピはその店の心臓部に当たるわけですから、それをやすやすと公表するわけにいかないのはわかりますが、これ、料理の心得がある人間でないと、ふるい分け作業はまず無理です。というのも、どの料理に材料として何が使われているか、隠し調味料とかに使われているものや、つなぎに使われているものが(それもすでに料理となったものから)何であるかを予測して、拾い出すことが求められるわけですから。

 なので、よく、アレルギーのある人間に対して、「小さい子ども以外は、アレルギーぐらい、自分で管理できないとダメ!!外食するときも自己責任!!食べられるものと食べられないものは、自分が分かって、自分で選べないとダメでしょうが!」とかいいますが、これは基本的に料理の知識があって、材料の予測が立てられるか、アレルギー反応が出るのを覚悟のうえで食べるか、もしくは厳格除去対応が必要な人のみオッケーなわけです。特に大人になってから出たアレルギーの場合、大半が少量は大丈夫だけれど、大量だったり生だったりだとダメなわけでして、これが店情報公開だと全く役立たず、ということになりました。つまり、料理できない人間は、管理しようにも管理できない(アレルゲンが何であるかチェックのしようがない)、ということになるわけです。(だから、アレルギー出たら薬飲んでエピペン打てばいいなんてことを言うヒモ医者なんてもんもいるわけだったりします。死ななきゃいいっつうもんじゃないと思うけれどね。)

 さて、お店側は最初「ウチの料理のほとんどに小麦が入っていますから」と言って、拒否姿勢に入っていたのですが、みやのの場合、一応管理栄養士の端くれだったりしますので、唐突にお仕事モードスイッチが入ってしまい、お店が見せてくれた献立名とアレルギー情報一覧をガン見して、ふるい分け作業に入ってしまいました。その結果、醤油が使われているものは、OK、小麦粉小麦製品(皮とか)や生麩はダメということになり、交渉の結果、めでたく代替品を出していただくことができるようになりました。(お店の人、すみません。きっと迫力負けしたのだと思います)何が出るのか、ちょっと楽しみです。

 ちなみに、特別対応なので、お店が気の毒だなーと思って「両方ともアレルギー対応メニューにしていいですよ」と言いましたが、片方は通常メニューバージョンで出してくれるそうです。

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